最近では打撃系の格闘技にも、日本人だけでなく外国人も空手出身の選手がたくさん出ていますが、空手はもともと琉球王国時代の沖縄発祥の武道なんです。
当時は「手(ティー)」「唐手(トゥーディー)」と呼ばれ、いまとは違い投げ技や関節技もあったそうです。
はじめに本土に空手を紹介したのは、明治・大正の頃の東京に来ていた琉球士族たちだったと考えられています。
そして、本部朝基という唐手家がたまたま遊びに来ていた関西でボクシング対柔道の興行試合に飛び入り参戦してロシア人ボクサーを一撃で倒し、それが新聞などで話題になって全国に広く知られるきっかけになったと言われています。
その後「空手」という表記になり日本や海外で浸透・発展していく段階でたくさんの流派が生まれましたが、どの流派でも「礼に始まり礼に終わる」のはやはり日本の武道という感じがしますよね。
オリンピック競技などになっていないため外国でも日本文化に興味のある人が習う場合が多いのか、他の武道の外国人選手よりも「礼」などもしっかりするように私は感じるんですがどうでしょうか?